最近、日本でも格安携帯キャリアが非常に注目されるようになってきました。それは、多くの方が出来るだけ安くスマートフォンを利用したいと考えているからです。それだけスマートフォンが日常に欠かせないものになっているということですね。
そこで今回は、非常に人気の高いUQモバイルの、通話料や無料通話などの通話オプションについて、そして出来るだけ通話料を安く抑えるための方法についてご紹介します。
UQモバイルの通話についての詳細を知ることで、大手キャリアのような高額なお金をかけなくても、不自由なく格安スマホを持つことができます。是非参考にしてください。
UQモバイルの通話パック(無料通話)の詳細
UQモバイルの通話パックは月額500円で60分/月の無料通話
UQモバイルには3つの通話オプションがあります。電話をたっぷりしたい方向けの「かけ放題(24時間いつでも)」、短時間の電話が多い方向けの「10分かけ放題(10分/回」、そしてときどき長電話する方向けの「通話パック(60分/月)」です。
国内通話かけ放題 | 国内通話 10分かけ放題 | 通話パック |
---|---|---|
24時間かけ放題 月額1,700円 | 10分/回×回数無制限のかけ放題 月額700円 | 60分/月の通話が無料 月額500円 |
今回紹介する「通話パック(60分/月)」はスマホプランにプラスできる通話オプションで、月額500円(税抜)で利用することが可能です。基本の通話料が20円/30秒なので、毎月2,400円分の通話料が500円で付帯するオプションサービスです。
60分/月を超えた時の通話料は大手キャリアと同じく20円/30秒
UQモバイルのスマホプランの通話料は20円/30秒に設定されています。
通話パックは月に60分まで無料で通話を行えるオプションサービスですが、それを超えた場合は基本の通話料が適用されるため、20円/30円になります。これはdocomo、au、ソフトバンクの大手キャリアと同じ金額設定です。
通話パックで余った無料通話分は持ち越しできない
スマホプランのデータ容量は、余った場合に翌月へのくりこしが可能ですが、通話パックで余った無料通話分は持ち越しができません。
これはオプションサービス自体が、毎月の60分の無料通話が付帯するというものというよりも、60分以内であれば無料で利用できるというサービスだからです。
月に12.5分以内の通話なら通話パックは必要なし
通話パックは、月額500円で60分/月の無料通話がついてきますが、月12.5分以内の通話であれば、通常の通話料金でも500円を上回ることはありません。
そのため、通話パックなしで通常通話を行なった方が月々の支払いは安くなります。(通話パック500円÷40円/1分=12.5分の計算)
UQモバイルで通話料を抑える方法
60分/月を超えて通話を使う場合はかけ放題を利用する
先程述べたように、UQモバイルには3つの通話オプションがあり、それぞれ「かけ放題(24時間いつでも)」「10分かけ放題(10分/回」「通話パック(60分/月)」です。
自分の使い方に合った通話オプションを選ぶごとが、月々の通話料を抑えるためには重要になります。毎月の通話時間は月によって違うかとは思いますが、目安としては月の通話時間が、0分から12.5分未満の方は通話オプションなし、12.5分から60分未満の方は「通話パック」を、60分以上の方は「かけ放題」を選択することで、月々の通話料を抑えることができます。
また、1回の通話が10分以内の方は、「10分かけ放題」を選択するのがいいでしょう。参考までにそれぞれのオプション料ですが、「かけ放題(24時間いつでも)」が1,700円(税抜)/月、「通話パック(60分/月)」が500円(税抜)/月、「かけ放題(10分/回)」が700円(税抜)/月です。
LINEやFacebookなどで通話する
次に、LINEやfacebookメッセンジャーなどのサービスを利用して通話することで、通話料ではなく、データ通信量を利用しての通話が可能となります。
電話の場合、20円/30秒という通話料がかかるため、例えば10分の通話を行なった場合、400円の通話料がかかります。一方、LINEやfacebookメッセンジャーを利用した場合、おおよその目安として10分で約3MB前後の通信量の消費と言われていますが、基本的にデータ通信量を気にするようなレベルではありません。
電話に比べて通話品質は通信環境により左右されることが多いですが、電波のいい環境であれば電話と変わらないくらいの品質での通話が可能です。そのため、プライベートでの電話は、多くの人がこのようなサービスを利用して通話するようになっています。
ただし注意点としては、こういったサービスには電話番号は必要ありません。また、アプリのユーザー同士でないと接続ができないという制約があります。
LINE Out、LINE Out Freeを利用する
LINE Out、LINE Out Freeを利用する方法もあります。先程のLINEやfacebookメッセンジャーでの通話は、それぞれのユーザー同士で音声通話ができるサービスで、そのため電話をかけるほうも受けるほうもサービスのユーザーである必要があります。
一方、LINE Outは、受け手がLINEユーザーでなくても音声通話が可能です。さらにLINE Outは電話回線を使っているため、データ通信での通話に比べると通話品質が良いというメリットもあります。ただし、警察、消防や救急といった機関へは発信できません。
また、日本以外にも、アメリカ、カナダ、中国、韓国、台湾、イタリア、フランス、スペイン、ドイツ、オーストラリアなど、世界中ほとんどの国と地域の人に電話をかけることができます。
利用料金は、日本国内と一部の国に対しては、動画広告を見ることで1回1分~5分の無料通話が可能となります。これがLINE Out Freeというサービスで、無料で発信できる回数は通話タブで確認することができます。無料回数を超えると利用料金が発生します。
料金が発生するサービスをLINE Outといい、電子マネーのように利用する金額を前もってチャージする「コールクレジット」と、購入から30日間決められた時間までお得に話せる「30日プラン」があります。
「コールクレジット」は事前に120円~6,100円の金額をチャージすることができ、地域によって通話に必要なクレジット数が変わります。例えば、日本同士で話す場合、相手が固定電話であれば3円/分、携帯電話であれば14円/分となっています。
「30日プラン」は30日ごとに利用料金を支払う仕組みになっていて、通話相手の国や固定電話か携帯電話かなどによって、利用料金や通話可能な時間数が変わってきます。例えば、国内同士の場合、720円で固定電話と携帯電話に120分、390円で固定電話と携帯電話に60分、120円で固定電話のみ60分のプランが用意されています。
「SMARTalk」などIP電話を利用する
最後にIP電話を利用する方法です。IP電話とは、IP(Internet Protocol)という通信方式を利用した電話サービスのことで、インターネットに接続して音声を届ける通話方法です。一般的な電話は、基地局を経由して相手に声を届けますが、IP電話は声をデジタル化して、相手の元に届けて復元することで、通常の音声通話と同じような通話品質を再現しています。
このIP電話の一種に、「SMARTalk」のように「050」から始まる電話番号が割り当てられ、その番号を用いて通話を行うサービスがあります。「SMARTalk」は楽天モバイル株式会社が提供しているIP電話サービスで、国内通話であれば一律8円(税抜)/30秒で通話することができます。UQモバイルで電話をかけると20円/30秒なので、半額以下で通話可能となります。
余談ではありますが、LINEやfacebookメッセンジャーでの通話も、広義では電話番号の割り当てがないタイプのIP電話となります。
まとめ
今回はUQモバイルでの通話についてまとめてみました。
UQモバイルの通話オプションの内容、そしてLINEやfacebook、IP電話サービスなど、様々なサービスを組み合わせることで、非常に毎月の支払いを抑えながらスマートフォンを持つことができ流ということをご理解いただけたかと思います。
是非UQモバイルでのスマホ生活を検討してみてくださいね。