多くの方は日々の生活の中で、スマートフォンを利用してのTwitterやInstagramなどのSNS、YouTubeやNETFLIXなどの動画配信サービスによる動画閲覧を行っているのではないでしょうか。それらのサービスは、通勤時間や昼休み、帰宅後の自分時間に欠かせないものとなっていると思います。
しかし、そんな便利なサービスも多く利用しすぎると、スマートフォンの契約データ通信容量を超過してしまい、メッセージの送受信などの基本的な日常使いにも大きく影響してしまうなんてことも起きてしまいますよね。
UQモバイルにはそんな時に便利な「節約モード」というものがあります。この節約モードを使えばすべての通信がカウントフリーになるため、NETFLIXも見放題ということです。
今回は、UQモバイルの主要プランでデータ通信を行った際に、通信制限がかかってしまった場合や、便利な節約モードを利用した場合に、低速通信でどの程度のサービスを利用できるのかということをご紹介していきます。是非ともUQモバイル契約の参考にしてみてください。
UQモバイルのカウントフリー、データ通信無制限について
プラン名 | 月額料金 | 節約モード/ 速度制限時 |
---|---|---|
プランS (3GB) | 1,980円 | 300kbps |
プランR (10GB) | 2,980円 | 1Mbps |
データ高速プラン (3GB・225Mbps) | 980円(通話不可) | 200kbps |
データ無制限プラン (容量無制限・500kbps) | 1,980円(通話不可) | - |
「スマホプランM」は節約モード、速度制限時の通信速度が最大300kbps
スマホプランMは、月額1,980円で基本データ容量3GB/月のプランです。通常データ通信では最大400Mbpsという高速通信が可能ですが、基本データ容量を超えると300kbpsに速度制限されます。
UQモバイルのスマートフォンにはポータルアプリで高速通信と低速通信を切り替えることのできる機能があります。高速通信は高速モード、低速通信は節約モードと呼ばれており、節約モードの場合はスマホプランMであれば通信速度が最大300kbpsでの利用になります。
節約モードは最大300kbpsでの通信になりますが、基本データ容量を消費せずデータ通信を行うことができるというメリットがあります。
「スマホプランR」は節約モード、速度制限時の通信速度が最大1Mbps
スマホプランRは、月額2,980円で基本データ容量10GB/月のプランです。通常データ通信はスマホプランMと同様で最大400Mbpsという高速通信が可能で、基本データ容量を超えると1Mbpsに速度制限されます。
スマホプランRもポータルアプリで高速モードと節約モードの切り替えを行うことができます。節約モードの通信速度は最大1Mbpsとなり、スマホプランMに比べ高速な通信が可能です。こちらも節約モード時は基本データ容量を消費することなく通信を行うことができます。
最大1Mbpsは低画質での動画視聴レベルであれば問題なく行える通信速度なので、大容量データファイルのダウンロードや高画質動画の視聴時以外は、節約モードで日々使用していても大きな問題なく使用できるレベルの通信速度です。
「データ無制限プラン」は常時最大500kbps
データ無制限プランは、月額1,980円で基本データ容量無制限のプランです。このプランはデータ通信専用プランのため音声通話の機能はついていません。音声通話の機能が必要な方は、スマホプランMもしくはスマホプランRを選ぶ必要があります。
データ無制限プランのデータ通信速度は最大500kbpsで無制限の通信が可能となっており、スマホプランのように節約モードなどには対応していません。
通信速度1Mbpsの速さとできること
一般的な速度制限後の通信速度200kbpsと比べると約5倍の速さ
一般的なスマートフォンは速度制限後の通信速度が128kbpsや200kbpsになる場合が多く、それに比べるとUQモバイルのスマホプランRの1Mbpsは5倍以上の通信速度です。
128kbpsなどの速度制限がかかっていると、メッセージの送受信などにも大きなストレスを感じる場合があります。しかし1Mbpsであればメッセージの送受信はストレスなく行える上、ウェブ検索やSNSなども一般的なものであれば問題ありません。
LINEやメールなど:問題なくできる
LINEやメールなどの送受信は、1Mbpsあれば何のストレスもなく行うことができるので心配の必要は全くありません。
ウェブサイトの閲覧:高画質の画像がなければ問題なし
ウェブサイトの閲覧については、基本的なスマートフォン向けサイトであればストレスなく行うことができます。ただし、ウェブサイト内に高画質の画像などがいくつもあるような場合は、画像の読み込みなどに少し時間がかかり、ややストレスを感じるかもしれません。
PC向けのウェブサイトでなければ、多くの場合そのような高画質画像などは掲載されておらず、大きなストレスを感じることなくウェブサイトの閲覧をすることが可能です。
地図や乗換案内アプリなど:問題なくできる
最近は多くの方が出かける際に、カーナビの代わりにスマートフォンの地図機能を、バスや電車の乗り換え検索に乗換案内アプリを利用していると思います。これらについても、1Mbpsあれば問題なく利用することができます。
特に地図は多くのデータ量を使用しているように感じますが、基本的には500kbpsあればやや遅さは感じるもののほとんど問題なく利用できるといわれており、1Mbpsあれば新たな場所でも問題なく利用できます。
TwitterやInstagramなど:問題なくできる
TwitterやInstagramなど様々なSNSを日頃から利用されている方もたくさんいらっしゃると思いますが、それらのサービスも一般的な利用であれば1Mbpsで問題なく利用できます。
例えばtwitterやInstagramのタイムラインを1分間見ると、だいたい4~5MBのデータ消費をすると言われています。各サービスのデータセーブ機能などを使えばさらに少ない容量での通信が可能です。
1Mbpsというのは、125kB/s(125キロバイト毎秒)に相当するので、1分間だと約7.6MBのデータ通信が可能。通常のタイムラインであれば問題なく利用できます。ただし、Instagramなどで動画が多い場合は表示にやや時間がかかることがあります。
YouTubeなどの動画視聴:低画質なら問題なし
YouTubeなどの動画視聴については、低画質であれば問題なく視聴することができます。一般的に言われているのが、SD画質(480p)までであれば1Mbpsでストレスなく視聴できます。
スマホサイズの画面であれば360pくらいあれば問題ない画質での視聴ができますし、タブレットでも480pでやや文字のくっきりさには欠けますがしっかりと認識できますし、動画が止まったりすることはほとんどありません。
スマホでも780p以上の高画質(HD画質、4Kなど)でYouTubeやNETFLIXを視聴する場合や、テザリングを利用してPCやテレビなどの大画面で動画視聴をする場合、1Mbpsでは動画視聴に大きなストレスを感じることになるかと思います。
高画質の動画視聴、オンラインゲーム、サイズの大きいダウンロード:難しい
高画質での動画視聴やオンラインゲーム、データ容量の大きいファイルなどのダウンロードについては、1Mbpsではかなりのストレスを感じると思います。
テザリングなどを利用して大画面での動画視聴やオンラインゲームを考えている方には注意が必要ですが、スマートフォンでの動画視聴であればそこまで高画質設定にしなくても、SD画質(480p)で十分きれいに観ることができます。
まとめ
今回はUQモバイルで通信制限がかかってしまった場合や節約モードを利用した場合に、低速通信でどこまでのデータ通信を利用可能かについてご紹介してきました。
通信制限や節約モードでの低速通信でも、適切なプランを契約すれば、ウェブサイト閲覧やメールの送受信、TwitterやInstagramなどのSNS、低画質での動画視聴はほぼ問題なく利用できることを理解思います。
多くのキャリアは通信制限後、ウェブサイト閲覧やメールの送受信ですらストレスを感じるレベルまで制限されてしまいますが、UQモバイルはそこまでの制限は掛かりません。そのため、一般的な利用であればプランによっては制限後もストレスなく利用できます。
是非ともUQモバイルでのスマートフォン生活を検討してみてくださいね。