格安SIMを契約するにあたって、自動更新があるのか、契約解除料金はいくらなのかといった点は気になるところだと思います。
大手キャリアと違い、格安SIMは契約のほとんどをネットで行いユーザー自身で細かなところまで確認しなければならないので、少しハードルが高いと感じている人も少なくありません。
今回は、格安SIMの中でも非常に有名かつ人気のあるUQモバイルでの更新期間や解約時の注意点などをご紹介いたします。
現在契約中の場合も、これから契約をしようという場合にも、知っておいて損はない情報ばかりです。ぜひ最後までチェックして下さい。
UQモバイルの更新期間や更新月の一覧表
[table “5” not found /]UQモバイルの更新期間や更新月についての詳細解説
現行の「スマホプラン」「データ高速」「データ無制限」は契約期間・違約金なし
UQモバイルでは、現在「スマホプラン」「データ高速プラン」「データ無制限プラン」が新規で契約可能ですが、これらのプランで新規契約を行えば違約金や最低契約期間などの縛りは設けられておりません。
ユーザーが好きなときに解約や他社への乗り換えを行うことができ、自由度の高い契約内容となっているため初めての格安SIMでも安心して契約ができますよね。
ちなみにUQモバイルの現在の料金表は以下の通りです。
プラン名 | 月額料金 | 節約モード/ 速度制限時 |
---|---|---|
プランS (3GB) | 1,980円 | 300kbps |
プランR (10GB) | 2,980円 | 1Mbps |
データ高速プラン (3GB・225Mbps) | 980円(通話不可) | 200kbps |
データ無制限プラン (容量無制限・500kbps) | 1,980円(通話不可) | - |
2019年9月30日以前の「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」は2年契約の自動更新
UQモバイルであっても、2019年9月30日以前の契約であれば現行のプランでなく「おしゃべりプラン」や「ぴったりプラン」で契約している可能性もあります。
その場合、契約は2年ごとの自動更新となっており更新月以外のタイミングで解約を行うには9,500円(税別)の契約解除料を支払う必要があります。
この二年縛りや、契約解除料はかつてはUQモバイルに限らずほとんどの携帯電話キャリアでも受けられていた契約でしたが、解約のしづらさや違約金が高額すぎるとのことで2019年10月以降の新規契約からは廃止されたシステムです。
2019年9月30日以前の「データ高速+音声」「データ無制限+音声」は最低利用期間12ヶ月
他にも、2019年9月30日以前にあった「データ高速+音声プラン」「データ無制限+音声プラン」では12ヶ月の最低利用期間が設けられています。
契約から12カ月以内の解約には9,500円(税別)の契約解除料が発生してしまうので解約のタイミングには注意しましょう。
実は現在も他社では音声通話SIMの場合は1年の最低利用期間が設定されているとろこもありますが、UQモバイルでは先程もお話した通り、現在は音声通話SIMどあっても最低利用期間は存在しないので安心してください。
スマホ端末を24分割で購入している場合は解約後も継続支払いが必要
違約金や最低利用期間は一切ないものの、契約時に端末を分割で購入している場合は解約後も継続して支払いを続ける必要があります。
端末代はあくまで、スマートフォン本体の料金なのでUQモバイルを解約してもその支払義務は消えず分割で支払い続けるか一括で支払を完了してしまいましょう。
もちろん解約後もその端末はSIMロック解除をすればほかのキャリアで使い続けることはできます。乗り換え後は端末にあったサイズのSIMを移転先キャリアで用意してくださいね。
また、端末購入時に端末購入アシストやUQ購入サポートを利用している場合は別途こちらの解約手数料も発生してしまいます。手数料については購入した端末や契約月数により異なるため、my UQ mobileで確認しておくことをおすすめします。
契約開始日や契約更新月は、「my UQ mobile」で確認することができる
自分がいつUQモバイルで契約をしたのかや、契約プラン、契約更新月などがいつなのかはすべて「my UE mobile」でネットから確認することができます。
my UQ mobileはUQモバイルの公式ホームページからもアクセスできるので、おしゃべりプランやぴったりプランで契約している場合は解約の際にしっかり確認することをおすすめします。
「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」は25ヶ月目以降に「スマホプラン」への変更をおすすめ
もし2019年9月30日以前に新規契約を行い「おしゃべりプラン」や「ぴったりプラン」でUQモバイルを利用しているのであれば契約から25カ月目以降に現行のスマホプランへの変更を推奨します。
新規での「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」契約はできなくなったものの既存の契約者は2019年9月30日以前と同じ条件で契約が続いていってしまうため、更新月以外での解約には解約料などが発生してしまいます。
新しいプランに変更をすることで、2019年10月1日以降に契約したユーザーと同じ条件でUQモバイルを利用することができるのでプラン変更はしておいて損はありませんよ。
UQモバイルの解約方法
UQモバイルの解約は電話のみ!ショップ・ネットでの解約手続きは不可
新規契約やオプションの追加、解約などは全てネットから行えるUQモバイルですが、解約については必ず電話から行う必要があるので注意が必要です。
UQモバイルは格安SIMの中では実店舗の多いキャリアですが、解約手続きについては実店舗へ行っても受け付けてもらえません。
解約や乗り換えをしたい場合は必ずUQモバイルのサポートセンターへ電話して受付を行うようにしてくださいね。
UQモバイルを解約する際の注意点
プラン料金は日割り計算、オプション料金はサービスによって異なる
解約をするにあたって解約した月の料金が日割り計算になるのか末日までの満額請求になるのかで、解約手続きを行うタイミングがかなり変わってくるのではないでしょうか?
UQモバイルでは、プラン料金については解約月分は日割り計算になりますが、オプションについてはそのサービス内容によって異なります。
解約時にかかる料金を節約するには、解約する前の月のうちに全てオプションは解約しておくことで解約月当月にオプション料金は発生しなくなりますよ。
MNPを行う際には移転先で新しいSIMカードがもらえるタイミング等で電話番号が一時的に使えなくなってしまうこともあるので計画的に解約手続きを行うようにしましょう。
UQモバイルの解約ができるのは本人のみ
家族割が人気のUQモバイルですが、解約できるのは基本的に契約者本人のみとなっています。契約者本人が亡くなっている場合を除き解約は必ず本人が行いましょう。
たとえば遠方に一人暮らしをしている大学生のお子さんが使っているスマホの解約であっても、名義が親なのであれば親が解約手続きをしなければなりません。
UQモバイルで購入した端末のSIMロック解除は解約後90日以内まで可能
UQモバイルで購入した端末はSIMロックがかかった状態となっているので、他社で使いたい場合はSIMロック解除を行うことを忘れないようにしてください。
UQモバイルではSIMロック解除は解約後90日以内まで可能となっていますが、忘れないうちにSIMロック解除をすることをおすすめします。
UQモバイルのメールアドレス「@uqmobile.jp」は使えなくなる
UQモバイルは「@uqmobile.jp」のキャリアメールアドレスがもらえることが特徴の一つですが、こちらのアドレスももちろん解約後は使えなくなってしまいます。
重要なメールは解約前にバックアップをとり、GmailやYahoo!mailなどのフリーメールアドレスを取得して移行しておくようにしましょう。
まとめ:UQモバイルの更新期間・更新月はプランによって異なる
UQモバイルでは2019年10月1日以降の契約分からについては、自動更新や更新月以外での解約時の違約金などは設けておりません。
これは政府からの指導により携帯電話ユーザーが好きなときに解約をしたり他社へ乗り換えができるように大幅に契約内容が変更されたことによるものです。
ただし、2019年9月30日以前の契約分については当時の契約内容のままとなってしまっているので注意が必要です。
もし以前からのユーザーであるのであれば一度自分の契約内容を確認し、気になるようであれば料金プランの変更なども視野にいれてください。
毎月発生する携帯料金についてしっかり把握しておくことで、無駄なくより安心してスマートフォンを利用することができますよ。