近年、スマートフォンが日常に欠かせないものになってきています。日本でも格安携帯キャリアが数多くのサービスを提供しており、昔に比べて毎月の料金をかなり安くスマートフォンを持つことができるようになってきました。
そこで今回は、非常に人気の高いUQモバイルの、通話料や無料通話などの通話オプションについてご紹介します。UQモバイルの通話についての詳細を知ることで、さらに安く、そして便利に格安スマホを持つことができます。是非参考にしてみてください。
UQモバイルの話し放題・通話し放題について
基本プラン(スマホプラン)に通話し放題は含まれていない
プラン名 | 月額料金 | 節約モード/ 速度制限時 |
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プランS (3GB) | 1,980円 | 300kbps |
プランR (10GB) | 2,980円 | 1Mbps |
データ高速プラン (3GB・225Mbps) | 980円(通話不可) | 200kbps |
データ無制限プラン (容量無制限・500kbps) | 1,980円(通話不可) | - |
UQモバイルの基本プランにはS、M、Lが用意されており、それぞれに基本データ容量が付帯されています。通話料についてはすべてのプランとも20円/30秒という設定になっております。そのため、話し放題を希望する場合は、通話オプションを追加で申し込む必要があります。
通話オプション1:24時間いつでも通話し放題の「国内通話かけ放題」1,700円/月
国内通話かけ放題 | 国内通話 10分かけ放題 | 通話パック |
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24時間かけ放題 月額1,700円 | 10分/回×回数無制限のかけ放題 月額700円 | 60分/月の通話が無料 月額500円 |
国内通話かけ放題は、電話をたっぷりしたい方におすすめの通話オプションです。1,700円/月のオプション料金で、国内であれば時間制限なしでいつでもかけ放題になります。電話の相手は、UQモバイルやその他携帯キャリアはもちろん、固定電話などへの通話も対応しています。
通話オプション2:1回10分通話し放題の「国内通話10分かけ放題」700円/月
国内通話10分かけ放題は、短時間の電話が多い方におすすめの通話オプションです。700円/月のオプション料金で、国内であれば24時間いつでも、10分以内の通話がかけ放題になります。
こちらも、電話の相手は、UQモバイルやその他携帯キャリアはもちろん、固定電話などへの通話も対応しています。
また、友人などとたくさん話したい場合、10分以内に電話を切り、またかけ直すという方法を繰り返せば、長時間の通話も可能となります。
通話オプション3:ときどき長電話する人向け「60分/月通話パック」500円/月
60分/月通話パックは、ときどき長電話する方や、短時間の電話を何度かする方におすすめの通話オプションです。500円/月のオプション料金で、月に合計60分以内の通話を行うことができます。
こちらも、電話の相手は、UQモバイルやその他携帯キャリアはもちろん、固定電話などへの通話も対応しています。
通話し放題や通話パック以外の通話料金は20円/30秒
UQモバイルの基本通話料は20円/30秒となっており、通話し放題や通話パックをオプション契約していない場合は、その通話料が適用されます。
大手キャリアも同等の通話料ではありますが、折角格安SIMを契約するのであればもう少し安く利用したいところです。
UQモバイルで通話し放題に加入せず通話料金を安くするためには?
UQモバイルには通話料金を安くできる公式アプリはない
UQモバイルは、通話料金を安くできる公式アプリを提供していません。そのため、通話し放題や通話パックの通話オプションを契約しない場合、基本通話料20円/30秒を支払う必要があります。
そこで、他社が提供している通話料を安く抑えることのできるアプリを利用することで、月々の通話料金を安く抑えることができます。
無料アプリ「楽天でんわ」を使えば通話料が半額の10円/30秒になる
楽天でんわは、楽天株式会社の子会社である楽天モバイル株式会社が提供しているサービスです。楽天でんわのアプリを介して通話することで、国内通話であれば10円/30秒(税別)、国際通話でも10円/30秒(非課税)で電話をすることができます。
利用方法は非常に簡単で、お申込みフォームからお客様・クレジット情報を登録し、iPhone・Android向け無料アプリをダウンロードします。そしてスマートフォンから楽天でんわのアプリを使って電話をかけるだけです。ただし、フリーダイヤル、ナビダイヤル、110番などの3桁番号への発信はできません。
LINEやFacebookなどのSNSアプリを使って無料通話する
LINEやfacebookメッセンジャーなどのSNSアプリを利用して通話すれば、データ通信量を利用して通話することとなり、通話料はかかりません。
通常の電話の場合は、20円/30秒という料金がかかるため、例えば5分の通話を行なった場合、200円の通話料がかかります。
LINEやfacebookメッセンジャーを利用した場合はどうかというと、目安として5分でおおよそ約1.5MB前後の通信量の消費と言われており、データ通信量を気にするようなレベルの消費ではありません。
SNSアプリを利用しての通話品質は、電話に比べて通信環境により左右されることが多いですが、電波のいい環境の場合は電話と大きく変わらない品質での通話が可能となります。そのため、プライベートでの通話は、多くの人がこのようなSNSアプリを利用して通話することが多くなっています。
注意点としては、このようなSNSアプリによる通話は電話番号を使用しない通話となっており、アプリのユーザー同士でないと通話ができないという特性があります。
SMARTalkなら050番号を使って8円/30秒で通話できる
SMARTalkとは、楽天でんわ同様、楽天株式会社の子会社である楽天モバイル株式会社が提供しているスマートフォン向けIP電話サービスです。
IP電話とは、インターネット接続を通して相手に音声を届ける方法で、音声をデジタル化して受け手に届けて復元することで、一般的な電話の音声通話と同等の通話品質を再現しています。
SMARTalkを利用する際は、「050」から始まる電話番号が付与され、付与された番号を利用して通話をすることになります。国内通話は一律8円/30秒となっており、UQモバイルでの通話料の20円/30秒と比べると半額以下で利用できます。
LINE Outなら携帯通話が14円/1分、LINE Out Freeなら無料通話可能
LINE OutやLINE Out Freeを利用する方法もあります。LINE Outは、コールクレジット、30日プラン、LINEコインという3つのプランがあります。
まずコールクレジットとは、利用する金額を前もってチャージする仕様となっているプランです。1分間の国内通話に必要なコールクレジット数は、固定電話へは3コールクレジット、携帯電話へは14コールクレジットです。1コールクレジットは1円換算なので、それぞれ3円と14円になります。
次に、30日プランは、購入から30日間、決められた時間までお得に話せるプランです。
国内通話の料金は、固定電話へは60分通話し放題が120円、固定電話と携帯電話へは合計60分通話し放題が390円、固定電話と携帯電話へは合計120分通話し放題が720円となっています。
最後に、LINEコインは、Android版LINEを使用している場合、LINEコインを使って通話したり、LINEコインをコールクレジットと交換したりできます。1LINEコインは2コールクレジット換算になります。通話に必要なクレジットはコールクレジットのプランと同じになります。
LINE Out Freeは、短い広告を見ることで、固定電話へは3分/回、携帯電話へは1分/回の通話を無料で行うことができるサービスです。無料発信の回数は通話タブで確認することとができ、無料回数を超えると通常の利用料金が発生します。
LINE outは自分の電話番号を使用して通話を行うため、相手がLINEユーザーでなくても音声通話をすることができます。
その上LINE Outは通常の電話回線を使用しているため、データ通信に比べると通話品質が非常にいいです。ただし、警察、消防や救急といったところには発信ができないので、そこはしっかり理解しておく必要があります。
まとめ
今回はUQモバイルの通話し放題などの通話オプション、その他のSNSアプリを利用しての通話についてまとめてみました。UQモバイルの通話オプションの内容、そしてLINEやfacebook、楽天でんわやSMARTalkなどについてご理解いただけたでしょうか。
通話オプションや様々な他社通話サービスを組み合わせることで、毎月の支払いを抑えながUQモバイルのスマートフォンを便利に活用することができます。是非皆さんも、UQモバイルでのスマホ生活を検討してみてくださいね。