格安SIMに乗り換えを検討している多くの方の選択肢に入るUQモバイル。CMや電車の中吊り広告で目にしたり耳にする機会も非常に多いですよね。あまりに認知度が高いために、格安SIMキャリアであることも知らない方も中にはいるほどです。
そんなUQモバイルですが、一つの名義で複数の契約を行うことはできるのでしょうか?1人で複数端末を持ったり、家族みんなでUQモバイルにしたい時など、一名義で契約したほうが便利なことも多いです。
今回はUQモバイルで同一名義で複数契約ができるのか、お得な割引などはあるのかをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね!
UQモバイルの2回線目以降の複数回線契約について
UQモバイルでは同一名義で最大5台まで契約できる
格安SIM大手キャリアの1つ「UQモバイル」では、最大5台まで同一名義での契約をすることができます。
家族でUQモバイルに乗り換えるときや、個人で複数の端末を使いたい時にはとっても便利です。もちろんまとめての請求になるので家計管理がしやすくなりますし、バラバラのキャリアで契約するよりもお得になりますよ。
UQモバイルで90日間継続利用がない場合は3台目まで(利用者登録必須)
ただし最大5台まで契約することができるUQモバイルですが、UQモバイルでの契約が全くの初めての場合は、90日間は3台までしか契約できないので注意しましょう。
悪用や不正な譲渡など犯罪を防ぐために最初は複数契約はできませんが、滞納等のトラブルがなくUQモバイルを利用し続けていくことで最大5回線まで契約することができるようになります。
また、2台目、3台目を契約したい場合には利用者登録をする必要があります。利用者は契約者とは異なり、実際にスマホを使用する人のことです。利用者の登録にも本人確認書類が必要なため注意して下さい。
UQモバイルでスマホを分割で購入(割賦契約)する場合は最大2台まで
もしもUQモバイルで分割で端末を購入する場合は、最大2台割賦契約を行うことができます。端末が手元に無く3台以上の契約がしたい際は、Amazonなど通販サイトでSIMフリー端末を用意することをおすすめします。
2台目以降は家族割で永年500円/月割引になる
UQモバイルの大きな目玉として「家族割」という割引サービスがあります。家族割とは家族でUQモバイルを複数契約をすると、2回線以降の契約は基本料金が永年500円割引になるというものです。
家族であることを証明できれば離れて暮らしている家族も適用されるため、UQモバイルは家族で契約を行うユーザーが多いです。
この家族割は別名義はもちろん同一名義での複数契約の場合も2台目以降適用されるため、一人で複数回線を持ちたい場合はUQモバイルで契約すると非常に節約になりますよ。
ちなみに家族の証明は発行より3ヶ月以内の戸籍謄本・住民票か同性を証明できる公的証明書が必要です。
UQモバイルを現在利用している、もしくはこれから契約しようと考えている中で、複数回線の契約を検討している方も多いのではないでしょうか。 今回は、UQ<モバイルで2台目以降の契約を行う方法について解説します。また、複 …
UQモバイルに乗り換える際の注意点
移転元の契約名義とUQモバイルでの契約名義は同一でなければならない
これを機に「UQモバイルに乗り換えよう!」と思った方へいくつかの注意点があります。
まずはMNPを利用して乗り換える際は、移転元の契約者の名義とUQモバイルでの名義は同じである必要があります。例えばお母さんが使っていた番号をUQモバイルでは娘さんが使う・・・といったことができないというわけです。
これはUQモバイルに限らず、電話番号の悪用や不正譲渡をされないためにMNP利用の際は多くのキャリアで設けられている規則です。新たに家族もUQモバイルで契約する場合は、新規契約で名義を作るか同一名義で利用者登録をしてくださいね。
UQモバイルへ乗り換えした後に名義変更は原則としてできない
「UQモバイルへ乗り換える時に同じ名義じゃなくちゃだめなら、乗り換えた後なら名義変更できるの?」と思った方もいるのではないでしょうか。
残念ながら、UQモバイルでは乗り換え後の名義変更も基本的にはできません。結婚で苗字が変わったり改名した場合はもちろん名義変更は可能ですが、契約者以外への譲渡目的の名義変更は禁止されています。
UQモバイルへ乗り換える手順
ドコモ、ソフトバンクのスマホを使う場合はSIMロック解除をしておく
UQモバイルはau回線での通信となるため、ドコモとソフトバンクのSIMロックがかかっている端末はそのままでは利用することができません。
ドコモ、ソフトバンクで現在使用している・過去に使用していた端末をUQモバイルで使いたい場合はSIMロック解除の手続きを忘れずに行っておきましょう。
SIMロック解除の方法はキャリアによって規則等が多少変わってきます。
ドコモでは、購入後100日以上経過してかつ解約から100日以内、ソフトバンクは購入後101日以上経過してかつ解約から90日以内の端末に限りSIMロック解除手続きを行うことができます。
2社ともホームページと店頭で手続きができますが、ドコモは電話でも手続き可能です。ただしネットで自分で手続きを行う場合は2社ともに無料できるためネットでの手続きがおすすめです。
移転元キャリアの店頭・電話窓口・WebサイトでMNP予約番号を取得する
MNPで乗り換えする際は、移転元キャリアにてMNP予約番号を取得しましょう。この予約番号がないとUQモバイル側で移転の手続きが行えないため、UQモバイルで契約手続きをする前に必ず取得してくださいね。
MNP予約番号は取得して即日移転元キャリアが解約になるわけではなく、15日間という有効期限がありその期限内に新たなキャリアで手続きを完了することで解約完了になります。
MNP予約番号の発行は無料で行えますが有効期限が切れてしまうと再発行の手続きをしなければいけないため、番号発行後は早めにMNPの転入手続きをしておくことをおすすめします。
また、UQモバイルへ乗り換えをする場合、MNP予約番号の有効期限が13日以上残っている必要がありますので注意して下さい。
UQモバイルの公式サイトから申し込む
新規契約はUQモバイル公式サイトからいつでも行うことができます。なかなか繋がらない電話にイライラしたり、待ち時間の長い店舗に行く必要がないので自分の好きなタイミングでお手軽に契約手続きができますよ。
手順もとってもわかりやすく案内してくれるので初めてでも簡単に手続きをすすめることができます。オプションも自分で好きに選ぶことができるので「知らない間にオプション代が高額になっていた!」というトラブルもなく月額料金も明瞭です。
また、UQモバイルはau回線に対応した「マルチSIM」を使用しているため自分の端末のSIMのサイズを確認する必要もなくサイズの違うSIMを選ぶ心配もありません。
SIMカードが到着したらMNP転入切り換えをする
UQモバイルからSIMカードが届いたらMNP利用の場合はMNP転入切り替えをしましょう。
転入切り替えは、パソコンかネットに繋がったスマートフォンでUQモバイル公式ホームページにアクセスしてmy UQmobileにログイン、「お申し込み状況一覧」を選択し「回線切替」をタップし「実行ボタン」を押すことで完了します。
手続き完了後、約30分ほどで回線が切り替えられデータ通信を使用することができるようになります。簡単な作業ですが意外と忘れがちなので、MNPを利用してUQモバイルに乗り換えたときは忘れずにこの作業を行ってくださいね。
スマホにSIMカードを挿入してAPN設定をする
MNP転入切り替えができたらいよいよSIMカードを端末に挿入して設定を行います。
自動で設定される端末もありますが、そうでない場合は「設定」アプリの「無線とネットワーク」にある「その他の設定」>「モバイルネットワーク設定」>「高度な設定」から設定します。
APN名やID、パスワードなどが自動で入力されない際はUQモバイル公式サイトのお客様サポートページにある「ネットワーク(APN)設定方法」を参考にして手動で入力していきましょう。
まとめ
いかがでしたか?UQモバイルでは同一名義で最大5回線まで契約を行うことができます。
それぞれ利用者登録を行えば別々の人間でも、一人で複数使うことも可能です。もちろん二回線目以降は家族割も適用されるため複数のSIMを使う場合は非常にお得です。
UQモバイルは新規契約はもちろんMNP転入手続きもインターネットで出来てしまいます。また契約内容や実際の月額料金も逐一確認できるため、忙しい人はもちろん初めてで不安な方も安心して契約をすることができますよ。
これを機に、格安SIM大手キャリアともいえるUQモバイルでお得に携帯料金を節約してみてはいかがでしょうか?