最近は大手キャリアのスマートフォンでなく、格安SIMキャリアのスマートフォンを契約している方も多くなってきていると思います。また、まだ契約には踏み切っていないものの、料金の安さなどに魅力を感じ、キャリア変更を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、大手キャリアは安定したネットワーク環境だけでなく、付帯サービスも非常に充実しているため、スマートフォンについて詳しくない方にとっては安心して利用することができるというメリットもあります。
そこで今回は、付帯サービスの一つであるSMS(ショートメッセージサービス)について、格安SIMキャリアであるUQモバイルが、どのようなサービス内容を提供しているのか、またSMSを利用しなかった場合にどのようなデメリットがあるのかについてご紹介します。
UQモバイルのSMSについて知っていただき、是非ともUQモバイルへの乗り換えの参考にしてみてください。
UQモバイルでのショートメール(SMS)について
UQモバイルはスマホプラン、データプランともにSMSが申し込み不要で使える
UQモバイルにはスマホプランとデータプランがあり、スマホプランには「スマホプランS」と「スマホプランR」、データプランには「データ高速プラン」と「データ無制限プラン」あります。すべてのプランで申し込みなしでSMSサービスを利用することができます。
SMSとはShort Message Service(ショートメッセージサービス)の略で、携帯電話間でメッセージの送受信ができるサービスで、メールアドレスがわからなくても相手の携帯電話番号を知っていれば送信をすることができます。
大手キャリアのスマートフォンを契約している方のほとんどは、音声通話機能を利用しているかと思います。そのため必然的に電話番号を付与されているためSMSを利用することができます。格安SIMキャリアを契約している方も、メイン機として使用している場合は音声通話機能をつけていると思います。
ただ、サブ機として、主にSNSやインターネット検索、動画閲覧やゲームなどを目的に契約している方は、音声通話機能は必要がないため、場合によってはSMSを契約していない場合もあるかと思います。
格安SIMキャリアのプランは主に3つの組み合わせがあります。まずはメイン機としての利用を想定した音声通話プラン、次にサブ機としての契約を想定したデータプランです。
これはUQモバイルでも同様ですが、多くの格安SIMキャリアはデータプランでも、SMSありのプランとSMSなしのプランがあるキャリアが多いです。
そのため、データプランでSMSなしで契約している場合は、電話番号の付与がないため、SMSを利用することができません。
UQモバイルのSMS受信料は大手キャリアと同じく無料
UQモバイルのSMS受信料は大手キャリアと同様ですべて無料です。送信料については次の項でお話ししますが、送信料は国内宛か海外宛によって料金は違っており、受信は一律無料です。
メールアドレスを用いてのメッセージだと、送信する側にも受信する側にもデータ容量の消費がありますが、SMSは受信側には受信料がかかりません。
UQモバイルのSMS送信料も他キャリアと同じく1通3円から
文字数(全角) | 送信料 |
---|---|
1〜70文字 | 3円 |
71〜134文字 | 6円 |
135〜201文字 | 9円 |
202〜268文字 | 12円 |
269〜335文字 | 15円 |
336〜402文字 | 18円 |
403〜469文字 | 21円 |
470〜536文字 | 24円 |
537〜603文字 | 27円 |
604〜670文字 | 30円 |
UQモバイルのSMS送信料は大手キャリアと同じで1通3円からです。送信可能な相手は、国内のみならず海外の携帯電話やPHSで、送信可能文字数は全角最大70文字、半角最大160文字です。この文字数以内であれば1通3円で送信することができます。
以前、大手キャリアしか携帯電話サービスを提供していなかった時代は、1通70文字以内でないと送信ができず、全角70文字を越えているメッセージは文字数を削らないとエラーになっていました。
そのため、長いメッセージを送りたい場合は、何通にも分けて入力する必要があり、非常に手間がかかっていました。
しかし現在は、70文字以上のメッセージでも送信することができ、文字数に合わせて1通の料金も細かく設定されています。国内の場合、3円刻みで料金の設定があり、1通の最大文字数は全角670文字(半角英数字のみの場合1530文字)で30円という料金設定となっています。
海外宛のSMS送信料は国内宛とは異なり1通100円なので注意
上記のように国内宛は1通3円ですが海外宛は1通100円です。国内同様に、文字数に合わせて100円刻みで料金設定がされており、最大は1通1000円になっています。
UQモバイルでショートメール(SMS)が使えることによるメリットは?
LINEなどのSNSやアプリ・サイトの本人確認に必要なケースがある
SMSを使えることのできるメリットは、電話番号でメッセージの送受信を行うことができるだけではありません。
例えば、LINEやその他のSNSなどを利用する際に、本人確認のための認証コードをSMSで受信する必要がある場合があります。そのため、様々なアプリケーションで多くの方とやり取りをしたい方は、SMSを利用できる方が便利です。
メールアドレスやLINEを知らない電話番号のみの相手にも送ることができる
SMSはメールアドレスやLINEを知らない相手にも、電話番号さえ知っていればメッセージを送ることができます。
例えば電話番号は知っているがその他の連絡方法を知らない相手とやり取りをする場合、電車の中やミーティング中など、電話に出れない状況だと連絡を取る手段がありません。しかし、SMS機能を使えばメッセージでのやり取りが可能になるため、時間のロスを少なく物事を進めることができます。
SMS機能がない格安SIMよりもバッテリー消費が少なく済む
スマートフォンのバッテリー消費は以前に比べてかなり改善してきています。使用の仕方にもよりますが、以前はインターネット検索くらいでもたくさん行うと半日くらいで電池が切れてしまったりすることも多かったと思います。GPSを利用した地図閲覧でもすぐにバッテリーがなくなってしまっていました。
今は動画閲覧やスマホゲームなどをかなりヘビーにされる方も多く、そういった場合には半日持たずバッテリーがなくなってしまうことももちろんありますが、以前に比べるとバッテリーの持ちは格段に良くなっています。
しかし、その分、以前に比べてスマートフォンに依存した生活になっているため、みなさん出来るだけバッテリー消費を抑え一日中快適にスマートフォンを使用したいと思っていると思います。
SMSを利用していない場合、セルスタンバイやアンテナピクトという問題により、電池の消費が多くなってしまう可能性があります。電波には音声用とデータ用があり、SMSを利用していない場合、音声用の電波を受信しません。
そのため、少し古いスマホ端末であれば、端末が音声用の電波を拾うためにスタンバイ時にも多くの電池消費をします。
一方、大手キャリアのSIMで使用しているスマホの場合、電話番号が浮揚されておりSMSを利用可能なため、音声用とデータ用の両方の電波を正常に受信し、スタンバイ時には最小の電力消費にとどめることが可能となります。
上記のことから、格安SIMスマホでもSMS機能をつけることで、バッテリー消費を抑えることができ、その問題はかなり改善されるはずです。
SMS機能があることにより位置情報の取得が早くなる可能性がある
SMS機能があることにより、地図やウェブ検索時に位置情報の取得が早くなる可能性があります。地図やウェブ検索で位置情報を利用する場合、多くはGPSにより位置情報の取得を行います。しかし、GPS非搭載端末や、電池の消費を抑えるためにGPS機能をOFFにしている場合などは、位置情報を取得できません。
位置情報を取得できないことによるデメリットとしては、自分が今いる場所を特定できない、近くのお店を探すことができないだけでなく、例えば端末を落としてしまったりした場合に、位置情報で端末を探す機能を使用することができません。
急いでいない場合やその場でGPS機能をONにできる場合は大きな問題がありませんが、GPS非搭載端末やGPS機能をOFFの状態で端末を紛失してしまった場合に、SMS機能がないスマホ端末だと探すことができません。
まとめ:UQモバイルではショートメールが全プランで使えて便利!
今回はUQモバイルのSMSについてご紹介してきました。格安SIMキャリアにはSMSがないプランがあったりしますが、UQモバイルは大手キャリア同様にすべてのプランでSMSを利用することができます。
SMSを利用できることで、メールアドレスなどを知らない相手にもメッセージを送れたり、位置情報の取得やバッテリーの消費を抑えることにも一役買っていることをご理解いただけたかと思います。
UQモバイルは、SMSについて大手キャリア同様のサービス内容のため、安心して利用することができます。これを機に、大手キャリアの契約を見直し、是非ともUQモバイルでのスマホ生活を検討してみてくださいね。