格安SIMの多くはインターネット上で新規契約を行うことができるのはご存じですか?
店舗に行かなくても契約手続きを行うことができるのはとても便利なサービスですが、その分申し込みが受理されず「審査落ち」になってしまうケースも増えました。
今回は、UQモバイルで審査落ちになってしまう原因と対策をまとめました。契約がスムーズにいくように覚えておきたいポイントばかりなので、ぜひ参考にしてください!
UQモバイルのウェブ申し込みで審査落ちした時に確認するポイント
本人確認書類とUQモバイル申込時に記載した情報が異なっている
UQモバイルでも他の格安SIMキャリアと同じように、HP上から新規契約の手続きを行うことができます。
その際に「ご契約者様情報」として自身の個人情報を入力する必要がありますが、その入力情報に誤りがあった場合審査に落ちることがあります。
実は審査落ちになる原因としては、入力内容と提出した本人確認書類に不一致が生じてしまうことによるものが一番多いです。
単純な打ち間違えだけでなく、引っ越したばかりで本人確認書類が前住所のままになっていたり、入籍して苗字が変わったタイミングでも入力ミスは起こりがちです。
氏名・都道府県・市町村はもちろん、番地やマンション名などが提出書類の内容と一字一句同じになるように注意して入力するようにしましょう。
本人確認書類の画像がぼやけていたり光の反射などがある
ネットから新規契約手続きを行った際、本人確認書類は撮影した画像データで提出することになります。
郵送しなくていいのでとても便利なシステムですが、写真の撮り方に不備があると画像がぼやけたり反射してしまって肝心の情報を読み取ることができなくなってしまいます。
提出書類をスマートフォンなどで撮影する際は、蛍光灯の明かりや手の影が極力入らないように、ピントをしっかり合わせて撮影しましょう。
また、画像をアップロードする前に一度撮影した画像をチェックしておくと、画像データの不具合での審査落ちを防げます。
MNP予約番号を取得してから2日以上経過している
MNPを利用して携帯キャリアを乗り換える際に取得するMNP予約番号には、実は利用期限があります。
MNP予約番号は取得後最大15日間利用することができますが、UQモバイルではなんとその期限は2日です。
つまりMNP予約番号を取得したら2日以内にUQモバイルでMNP乗り換え契約を行う必要があるというわけです。
もしもそれより前に取得した番号を使って契約してしまうと、審査落ちの原因になるので番号取得後は早めに手続きを行いましょう。
移転元とUQモバイルの名義人が異なっている
MNPを利用してUQモバイルに乗り換える時、移転元とUQモバイルでの契約者名義は同じである必要があります。
他人への電話番号の譲渡などの悪用を防ぐためにこのようなルールが設けられています。悪意がなくても知らずに違う名義人で申し込みを行ってしまうケースもあるので覚えておきましょう。
もしもお子さんなどが新しく格安SIMを始めたい時には、新規に電話番号を取得して契約することもできるので、MNPを利用せずに新規申し込みを行ってくださいね。
補助書類が必要な場合に不足しているものがある
本人確認書類に「健康保険証」を使いたい時と、引っ越し直後などで現住所と書類上の住所に相違がある場合は、別途氏名と住所を証明することのできる補助書類を提出する必要があります。
補助書類に使えるのは「住民票」「公共料金領収書」「届出避難場所証明書」「行政機関が発行した領収証」の4種類です。
いずれも前もって用意しておく必要がある書類ばかりなので、契約前には自分が補助書類も提出の必要があるかチェックしておきましょう。
また、住民票などは発行から3ヶ月以内のものでないとNGなため、手元にあるものが古い場合は再取得が必要です。さらに、住民票にマイナンバーの印字がある場合もNGの原因になるため注意して下さい。
本人確認書類の有効期限が切れている
意外と忘れがちなのが本人確認書類の有効期限の確認です。免許証やパスポート、保険証などは更新期限が切れていないかを必ず確認しましょう。
他のキャリアで料金の滞納がある
UQモバイルでは、初めての契約であっても他のキャリアで滞納や未納があると、審査落ちになってしまう可能性があります。
ブラックリストに載ってしまっているかは信用機関に開示請求を行えば確認することができますが、まずは現在未納・滞納があるのならすぐに支払いましょう
過去の未納分や滞納分は契約していた携帯会社に連絡すれば支払うことができます。未納・滞納分を清算後再び申し込みを行うと審査が通った例もあります。
また、滞納でNGになる場合は、後述するUQモバイルのお客様センターで教えてくれる可能性もあります。
クレジットカードの名義が本人以外
携帯料金をクレジットカードで支払いたい場合、カードの名義は契約者本人である必要があります。
ネットからの申込みの際、例えば奥さんの携帯料金を旦那さんのカードで支払うことはできないので、契約の際は奥さんのクレジットカードを用意しましょう。
ただし、店頭で家族である証明書を提出すれば家族名義でのクレジットカードで支払うことは可能です。
また、MNPを利用して電話で新規契約を行った場合は口座振替で支払うことができますが、その時の口座も原則は本人名義のみ対象なので注意してください。
端末セットを分割申し込みした場合は一括もしくはSIMのみにする
過去に借金の滞納があったり、公共料金や携帯料金に滞納・未納があり自分の信用情報に不安がある場合は端末は分割ではなく一括で購入するようにしましょう。
端末を分割購入するということは、UQモバイル側からしたら途中で踏み倒されてしまうリスクを背負うことにもなります。
すると当然、信用情報が極端に悪い人やブラックリストに入っている人は分割での契約を断ることもあります。
一括で購入してしまえばUQモバイルは初月ですぐに端末代を回収することができるのでリスクが低くなり審査に通りやすくなります。
また、端末は購入せずSIMのみの契約にすればさらに審査は通りやすくなるので自分で通販などから端末を用意するのもいいでしょう。
その際はSIMフリー端末であることを必ず確認の上購入してください。
UQモバイルの審査に落ちた場合のその他の注意点
審査落ちは入力ミスや書類不備が多いため再申し込みしてみよう
審査が通らない原因の多くは単純な入力ミスや、提出した本人確認書類の不備によるものです。
もし審査落ちしてしまっても改めて再申し込みすることは可能なので、慌てずにもう一度入力内容や書類を落ち着いて確認してみましょう。
申し込み後に完了メールの連絡がない場合はお客様センターへ連絡
UQモバイルではネットから新規契約申し込みを行った後に「申し込み受付完了メール」が届き、その後審査が通ると「申し込み手続き完了メール」と「配送手配完了」のメールが順次届きます。
最短で申し込み後から2日でSIMカードが手元に届くはずですが、申し込みが込み合っていたり手続き内容に不備があると1週間ほどかかる可能性があります。
まずは1週間待ってみてそれでも手続き完了メールが届かない場合はUQモバイルのお客様センターへ連絡してみましょう。
まとめ
ここまで読んでいただいて分かるようにUQモバイルでの審査落ちは契約時の入力ミスや書類の不備などの些細な原因がほとんどです。
提出書類と入力内容に不一致がないかをしっかり確認して、鮮明な画像を用意すれば審査落ちになる可能性はかなり低いです。
契約前に準備できるものは準備して、落ち着いて手続きが行える環境で契約の申し込みを行いましょう。
また、UQモバイルでは手続きが正常に完了すると必ずメールが届くはずなので一週間以上連絡がない場合はお客様センターへ連絡してくださいね。
もし審査落ちしても再申し込みは可能なので諦めずに注意点をもう一度確認してチャレンジしてみましょう!